四日市市立博物館 展示ガイド

展示ガイド番号を入力してください

3313
土師器皿(はじきざら)と擂鉢(すりばち)

この時代に、もっとも多く使われたと考えられる土製品は、土師器(はじき)皿ではないでしょうか。市内の遺構から大量に出土されます。土師器といえば古墳時代の土製品の印象がありますが、実は戦国時代に至ってもまだ使っていたのです。灯や食事に使われるだけでなく、呪術にも用いたのではないかとも言われています。擂鉢も必ずといっていいほど出土します。現代の家庭では、見られなくなった食材を擂りつぶすという行為を、当時は、ごく当たり前のことだったのです。
> エリアから検索する
> 項目から検索する
> カテゴリーから検索する
> 四日市市立博物館トップページに戻る
> 展示ガイドトップページに戻る
Copyright YOKKAICHI CITY.All Rights Reserved
各ページの記事、画像の無断転載を禁じます。