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お金の重さ
旅人は一日におよそ400文のお金(銭)を使いますが、これだけの銭を持つと重さが1.8sほどになり、相当重いので、銀や金などの高額のお金に持ち替えて、旅籠(はたご)や宿場で両替をしていました。また銭の寛永通宝には1文と4文の2種類あって、見分け方は裏に波の模様があれば4文として使えました。この4文銭が100枚あれば一日分の費用になりますので、重さも三分の一以下の525gになります。1文銭1枚の重さは1匁(3.75g)、4文銭1枚の重さは1匁4分(5.25g)。