四日市公害と環境未来館 展示ガイド

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患者の苦しみ

重度のぜん息発作は、呼吸が困難になり生命の危機にさらされることがあります。発作は夜間に起こることが多く、発作のないときは健康な人と変わらない様子のため、病気への理解を得ることができない場合がありました。また、患者や家族は病気だけでなく、生活や学業にも支障があり、これらのことにも苦しみました。
患者の一人は、その症状を「ベッドに寝ておるうちは、まだ軽いほうで、もうすべり落ちて、もう苦しみ、のたうちまわる状態」と表現しました。
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