四日市公害と環境未来館


製糸業と紡績業の発展 2104

明治政府は、殖産興業政策のもと、産業の近代化を進めました。それまでの家内制手工業に代わり、工場制機械工業へと転換が図られました。
当時の日本では主要な輸出品は生糸で、主要な輸入品は綿糸や綿布であったことに象徴されるように、繊維工業は殖産興業の代表でした。四日市でも欧米の技術を導入した製糸工場や紡績工場が建設され、繊維工業が盛んになりました。