四日市公害と環境未来館


全国の大気汚染 2201

明治時代の日本では、欧米の技術を導入し工業化が進展・拡大しました。その一方で、鉱山周辺では河川の汚濁や煙害が発生し、また大規模工場による局所的な大気汚染が問題となりました。
戦後復興から高度経済成長期にかけて、四大工業地帯に加え、国は新たに15地区の新産業都市や6地区の工業整備特別地域を指定しました。局所的だった大気汚染をはじめとする公害問題は、都市化や工業の広域化などにより、被害が全国的に拡大しました。