四日市公害と環境未来館


公害の発生 2202

沿岸部では昭和初期より工場排水に伴う漁業被害がありましたが、1959(昭和34)年に第一(塩浜)コンビナートが本格稼働を始めると、異臭魚などの漁業被害の範囲が広がりました。
同時期、悪臭・ばいじん・騒音などの苦情が市役所に寄せられるようになり、さらに亜硫酸ガス(二酸化硫黄)を主な原因とする、深刻な大気汚染による健康被害が発生しました。
※当時、標準的に使用された亜硫酸ガス(二酸化硫黄)と表記しています。