四日市公害と環境未来館


亜硫酸ガスによる大気汚染 2204

1960(昭和35)年、塩浜地区連合自治会は市に対して「工業地帯からの騒音とガスで夜もおちおち眠れない」と善処を求める陳情をしました。これが大気汚染に対する最初の住民の動きでした。
その後の調査で、大気中に多量の亜硫酸ガス(二酸化硫黄)が含まれ、特に塩浜地区の濃度が高く、その周辺から北西部の広範な地域に大気汚染の影響が及んでいることが分かりました。