四日市公害と環境未来館


磯津(いそづ)での高濃度汚染 2205

四日市では冬季に北西の季節風が強く吹きます。このため第一(塩浜)コンビナートと鈴鹿川を隔てて風下に位置する磯津では、強風時に発生するダウンドラフト現象によって、コンビナート工場群の低い煙突からのばい煙の影響を強く受け、高い濃度の亜硫酸ガス(二酸化硫黄)が測定されました。
一方、夏季には主に弱い南東の風が吹き、コンビナート北西部の広範な地域にばい煙の影響が及びました。