四日市公害と環境未来館


公害防止対策委員会などによる調査 2209

1960(昭和35)年に設置された四日市市公害防止対策委員会は、公害による人体への影響調査などを行いました。初期の調査で、塩浜、橋北(きょうほく)地区などで呼吸器の異常などの症状を訴える住民が多いことがわかりました。
翌年から三重県立大学が行った国民健康保険のレセプト調査で、感冒症候群、気管支ぜん息、咽喉頭炎(いんこうとうえん)での受診の有無に、コンビナートに近い地区とそれ以外の地区との間で大きな差がありました。