四日市公害と環境未来館


呼吸器系疾患の治療技術 2211

当時のぜん息の治療法は、決定的な治療薬がなかったため、気管支を拡張して呼吸を楽にする対症療法が中心でした。具体的には気管支拡張剤を注射する方法と吸入する方法がありました。
一番の特効薬であったアミノフィリンを注射しても効果がない場合は、入院して治療しなければなりませんでした。