四日市公害と環境未来館


患者や市民を守る取り組み 2217

コンビナートに近接する地区では、自治会や医師が県や市に公害対策を求めました。
1962(昭和37)年には塩浜地区住民を対象とした無料検診がはじまり、翌年の「黒川調査団」の勧告を受け、病院への空気清浄病室の設置が進められました。
また、市は大気汚染が激しい地区の学校に空気清浄機を設置し、児童には常にうがいを行うよう指導するとともに「公害マスク」を配布しました。