四日市公害と環境未来館


公害関係医療費負担制度 2218

1963(昭和38)年、塩浜地区連合自治会は、自治会費で地区の患者への医療費負担をはじめました。しかし、その負担が多額に上ったことから、3ヵ月で中止せざるを得なくなりました。
四日市医師会は、医療費の公費による全額負担を求め、積極的に活動し、市議会も早期実施を求めました。
1965(昭和40)年、四日市市は全国で初めて、公害による健康被害者の医療費(自己負担分)の公費による全額負担制度を創設しました。