四日市公害と環境未来館


排煙脱硫装置の導入 2611

1960年代後半からばい煙の中から硫黄酸化物を除去する排煙脱硫技術の開発が進みました。
方式には、乾式法と湿式法があり、四日市では1964(昭和39)年に乾式法による試験的な装置が稼働しましたが、本格導入には至りませんでした。
1970年代後半になり、高い脱硫効率を誇る湿式法が本格化し、四日市でも積極的に導入され、総量規制への対応など硫黄酸化物の低減に大きな力となりました。