四日市公害と環境未来館


おもな大気汚染防止対策 2612

高煙突化とほぼ並行して、ばいじん対策が進められ、電気集じん装置などの設置が徐々に進みました。さらに、ばい煙の中の窒素酸化物を除去するための排煙脱硝装置が1975(昭和50)年に日本で初めて四日市の工場に設置され、その後、本格的に設置が進みました。
また、ばい煙処理装置が普及する一方で、1987(昭和62)年から硫黄分がほとんどない液化天然ガス(LNG)が市内の大規模な施設で導入され、その後も広く普及しています。