四日市市立博物馆


弥生人与工具① (用于吃饭的工具) 3219

この家では、食料の保存・調理用の甕(かめ)、壺(つぼ)、料理したものを置いていたようです。また、お供えや祝い事等に使用したとされる高坏(たかつき)などが出土しており、当時使っていたと思われます。保存・貯蔵用として土器を使用していた縄文時代から年月が経ち、弥生人は、農耕を始め、土器を煮炊きや盛り合わせるものへと、より機能的に変化させていきます。装飾もなく、火の通りやすい薄手の土器が多くなります。