四日市市立博物馆


蒸笼 3443

釜の上にのせて饅頭を蒸す道具。箱の底は簀(す)になっていて、釜の湯から蒸気が上がるしくみです。時間差で饅頭が蒸しあがるように、釜の上にせいろを一つのせ、蒸し時間の半分程度でもう一つのせいろを、先に置いたせいろの下に置きます。一番上のせいろが食べ頃になると、さらに新しいせいろを一番下に置きます。こうすることで、常に饅頭が蒸しあがるようになります。