四日市市立博物馆


门帘 3492

家の軒先全体にかけるものを水引のれんといいます。毎朝つけて、店を閉める時は外します。水引のれんはちいさなのれんを横につなぎ、乳と呼ぶ輪にひもを通し、軒先についている金物にのれんの紐をくくりながら張っていきます。店の中にある長のれんは、乳ではなく袋縫いした部分に竿を通すことで梁にかけます。乳で竿を通すのは江戸風、袋縫いで通すのは京風とされています。四日市は京都に近いので、京風に仕立てています。