四日市市立博物馆


灯明台 3501

江戸時代の文政13年にあったおかげ参り。参宮の旅人をもてなすために、四日市の町人が集めたお金の残金をくり入れて天保時代に建てられたのが「大神宮常夜奉灯」という灯明台です。湊(みなと)の安全を見守り、幕末の四日市湊の象徴となった灯明台は、明治6年、稲葉三右衛門の湊修築工事によって取り壊されます。