四日市市立博物馆


炉灶 3441

かまどは調理するための火を使う場所です。薪(まき)を燃やした熱で釜を温め、ご飯を炊いたり、お湯をわかしたりします。火をおこす時は、火打石を使ってがまの穂や麻の繊維などに火花を飛ばし、火をつけます。小枝などに火が移れば、薪をくべていきます。お湯をわかすにも、火をおこすところから始めなくてはならないのは、現代人にとってはつらいでしょうね。