四日市市立博物馆


烟盘 3449

江戸時代の人々は煙草をすうのに煙管(きせる)を使用しました。煙管の使い方は、先端の雁首(がんくび)という小さな皿の中に、刻み煙草を詰めて、火入れの炭で火をつけ、一服すえばおしまいというものです。そして灰を竹筒に捨てて、最後に煙管に息を吹き込んで掃除します。火をつける火入れと、灰皿になる竹筒がセットになって持ち運びできるようになっているものが煙草盆です。