弥生人の食事① ごはん
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一般的にはこの時代、米の他に小麦、アワ、ヒエ等の雑穀が栽培されていたと言われています。調理方法は、甕(かめ)に水を入れて火で炊いていたようです。また、甑(こしき)という底に穴のあいた土器も出土しており、甕に水を入れ火にかけ、その上に米を入れた甑を置いて「蒸す」という調理法も行われていました。普段は、米と雑穀を混ぜた水気の多い雑炊を食し、蒸した米は、祝いや祭りの日などに、高坏(たかつき)にもって食べていたのではないでしょうか。
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