四日市市立博物館


下宿(したやど) 3474

下宿とは、大名の家中が旅籠(はたご)に泊まることをいいます。本陣には大名のプライベートな世話をする人が一緒に泊まり、家老などの重役は脇本陣や旅籠に分宿します。その宿割りを記して本陣に前もって届けておくと、本陣では宿場内の旅籠に連絡して、いつ、何人が泊まるという知らせをいれます。旅籠に泊まる藩士の宿泊代はそれぞれの旅籠に支払われます。