市場の仕組み①
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市は、勝手に人が特定の場所に定期的に集まり、売買をしたわけではありません。そこには主催者がいました。四日市の場合、それが誰であるかをはっきりと示すものはありませんが、ここでは、諏訪(すわ)神社の氏子(うじこ)集団を想定しました。この時代には、赤堀(あかほり)氏や浜田氏などの領主がいましたが、場所がやや離れていることや市には市神がまつられ、そこが俗世間の支配の及ばない無縁の地であったであろうことから推測しました。
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