商品の価格
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四日市場で品物の価格がどのようなものであったかは、全くわかりません。参考までに15世紀後半から16世紀初めごろの京などにおける値段を見ると、米1石997文、塩1斗50文、茶1斤200文、鯛(たい)1匹38文、アラメ1把(ぱ)14文などと表れます。しかし、これらの価格は一定せず、時期によって大きく上がったり下がったりしますし、地域によっても差がありました。市場では貨幣との交換比率を表す和市(わし)が定められ、これに従って取引がなされました。
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