四日市市立博物館


四日市場周辺の市場 3366

四日市場の周辺地域にも市場はありました。室町時代には、現在の生桑付近に五日市がありました。鈴鹿には三日市がありました。日永は、鎌倉時代に紙屋があり、さらに三重郡市紙座(みえぐんいちがみざ)なるものが存在するなど紙商売が発展したところであり、早くから市が開かれていた可能性を秘めています。商人たちは、こうした市を渡り歩いて取引したのでしょう。場所は離れますが、現在の北勢町の石榑(いしぐれ)では、割符という現金を渡す代わりに発行する手形が使われており、また保々地区には、中世城館の有ったところが現在の市場町であり、八風(はっぷう)街道沿いにも市場が開かれ、活発な商業活動が展開されたことを想像させます。