割符(わりふ)
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交易に銭がよく使われ、年貢を銭で納めることが増えると、そのまま銭を領主に届けるのではなく、手形を発行して別の場所で銭を受け取らせる方法が採られるようになりました。年貢に限らず、一般の商品でも行われたでしょう。この行為を替銭(かえぜに)、為替(かわし)といい、手形を割符と呼びました。四日市で使われた記録はありませんが、日永や八風(はっぷう)街道沿いの石榑(いしぐれ:員弁市北勢町)使われたことが分かっており、四日市でも使われたのではないでしょうか。
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