雀(すずめ)とはまぐり
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中国から伝わった一年の季節を五日ごとに表した七十二候のなかに、「雀(すずめ)大水(たいすい=海のこと)に入りてはまぐりとなる」があります。これは現在の十月の中旬頃の季節を言い表したもので、騒がしく鳴いていた雀が少なくなり、それに代わってはまぐりがたくさん取れるように時期になることから、このように信じられたようです。時空街道の焼はまぐり屋の屋号はこの話に由来します。(※現在使われている七十二候は、江戸時代に日本の気候に合わせて作り替えられたもので、この時期は「菊の花開く」に変わっています。)
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