折敷(おしき)と三方(さんぽう)
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折敷は、食事に使うお盆と同じように、料理を盛り付けた器を載せます。これを載せて高くしたのが三方(さんぽう)です。折敷の下の四面の内、三面に穴があいていることから名付けられたともわれています。高くするとそこに載せられたものが、どのように見えるでしょうか。三方を使う時は、神にささげるなどおごそかな場面が普通です。つまり、載せられたことによって、そこにある物は、一瞬にして貴い物になるのです。
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