四日市市立博物館


行灯(あんどん) 3434

灯明やロウソクの灯りを照らす道具です。障子を貼ったカバーは、風で火が消えないようにするだけでなく、小さな火の灯りを明るく見せるためでもあります。形は四角や筒形のものがあります。現代人には暗すぎる灯りですが、当時の人々にとっては、夜は暗いのがあたりまえなので、こうした小さな灯りでも、明るく感じたのかもしれません。