四日市市立博物館


弥生時代の社会と久留倍の村 3230

農耕の開始と発展によって、当時の社会のようすも変化していきます。人との関わり方や村のようすなどの変化に加え、人々の間に身分が生まれたり、村と村で争うようになったりする変化も見られるようになります。この久留倍(くるべ)の村は、後に役所が置かれるような重要な地にあったことから、弥生時代から中世の時代まで長く続いた村であることが分かっています。弥生時代のこの村のようすから分かる当時の社会のようすを探っていきましょう。