四日市市立博物館


茶店 3440

建物の中に広い土間があり、かまどでは常に湯をわかしたり、飯を炊いたりしています。旅人をもてなす場所として店の中の座敷だけでなく、土間や店の表にも床几(しょうぎ)を置きました。旅人の多くはわらじをはいていますので、わらじをぬぐことなく座れる床几や座敷の上がり框(かまち)は、大変便利でした。