時制
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江戸時代の時間は、現在の2時間を一時(とき)と数え、一日を十二時としていました。現在と最も異なるのは、季節によって一時の長さが変わる不定時法を採用していたことです。これは日の出から日の入りまでの昼の時間を六等分、日の入りから日の出までの夜の時間を六等分するもので、昼の一時は夏が長く、冬が短くなり、夜は夏が短く、冬が長くなります。春分、秋分頃は昼夜の長さが同じになります。午前、午後、正午、おやつなどの言葉は、江戸時代の時制が由来です。
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