四日市市立博物館


四日市で食べられた海産物 3325

当時、四日市で何を食べていたのかを示すものは、ほとんど分かりません。唯一といっていいものが、赤堀(あかほり)城跡から発掘されました。これらは、動物の骨や植物の実の種という形で残っていました。その結果、タイやブリ、スズキやカンパチに加え、ハマグリやシジミ、アワビなどの貝類もありました。残念ながら伊勢(いせ)エビは見つからず、ワカメなどの海藻類もありませんでしたが、これらは武士やその配下の人たちの食糧だったのでしょう。